「10年後の仕事図鑑」落合陽一&堀江貴文
今年の話題書NO.1ではないだろうか。
我々が生きる時代から10年後の世界。
果たして、人々はどんな仕事をしているのか?そもそも人間に仕事などあるのだろうか?
世間では、こういったAIに対する悲観論が根強く騒がれている。2045年には、シンギュラリティを迎え、AIが完全に人間の能力を超え、まさに人智を超越した能力で、人間の労働を奪うのではないか、と思われている。
しかし、こう言った脅威は恐るるに足らない。寧ろ、AI程度に代替されるような人間はそもそもの市場価値が低すぎるのではないか?
これからの時代は、無理に働く必要も無いし、その分はAIに補完してもらえばいい。遊びたい人間は遊べばいい。それでは生活に困窮してしまうって?大丈夫。ベーシック・インカムがある。政府がベーシック・インカムを導入することで毎月一定額の支給が受けることが出来る。
一方でしっかり働く意識のあるエリートには、高度なテクノロジーを活用して労働をしてもらえばよい。それで国は衰退するどころか伸びていくはずだ。
さて、そんな労働二極化時代を迎える上で、AIを好意的に捉え、古い慣習に拘泥しない人間こそがクリエイティブてオリジナリティ溢れるイノベーションを起こすことができる。
オープンソースされた世界観では、アイデアに価値などない。そのアイデアを所有するだけでは無意味で、「共用」もしくは「利用」していく必要がある。
これまで画一的なオペレーション業務を行っていた、いわゆるホワイトカラーおじさんは真っ先にAIに代替されるだろう。
一方で、横断的に2足も3足もわらじを履いて、全速力で走りながら常に思考できる人間は、これからの時代より価値を高騰させる。
あなたも今日から「複数の肩書き」をもって市場価値が高い人材にシフトしていこう。
そんな多動力をこなす拡散思考人間にとって現代はあちこちにチャンスが落ちている「魔法の世紀」ではないだろうか。