ハタチの読書録

20歳大学生の日々の読書を綴る

「多動力」堀江貴文

IoT(Internet of Things)の発達により、すべてのモノはインターネットに繋がる。

 

つまり、これからの時代は全産業のタテの壁がなくなる。

 

そこで求められるのは、その壁を軽々と超えてしまう「越境者」である。

この越境者の必須スキルが「多動力」なのだ。

 

私は一日のスケジュールを自分の「やりたいこと」で満たしている。

 

「やりたいこと」というのは、つまり「体感時間」が短いことだ。

 

 例えば、趣味のガンプラを作成する。好きな映画を一日中見る。そんな時、人は無我夢中になってその作業に没頭してしまう。すると外の「絶対時間」が長いにも関わらず「体感時間」は短い。

 

一方で、つまらない会議に参加を余儀なくされている時、やりたくもない作業をしている時などには、人は「絶対時間」が短くても「体感時間」が長く感じてしまう。

 

皆さんもこのような経験があるのではないだろうか?

 

人が夢中になって作業に没頭しているこの状態を心理学の用語ではフロー状態というらしい。この状態をなるべく持続できたらどんなに幸せだろうか。

子供が好きなことに熱中して、周りが見えなくなるのも同じ説明ができる。

 

時間は有限だ。

 

時間は皆が平等だと思っているが時間ほど不平等なものもないだろう。

 

 例えばその1日にAがある一つの分野において1をアウトプットしたとしよう。

 他方で、同じ日にBは色々な分野に手を出しているため5をアウトプットしている。それが365日続いた時のAとBの差は言うに及ばない。

 

何か一つのことに囚わつて一生を無駄にするような時代錯誤なことだけは避けたい。

 

これからは一日を「やりたいこと」で満たして、「やりたくないこと」は可能な限り人に頼むなりして減らしていくべきだ。

 

すると常にスキマ時間が生まれて、自分のための有効な時間に活用できる。その活用の仕方がその人の価値に直結すると言っても過言ではない。

 

だから、

私達は常日頃「多動力」をフルに発揮することで、代用の効かない価値ある人材になっていこうではないか。